上川隆也『竜馬がゆく』一問一答!!

Posted by:Puchan on 4 月 - 26 - 1996 - Filed under: 未分類 -

1996竜馬がゆく

毎日新聞とかの記事を持って照れている、たかや・かみかわ。

 先日発送された「ハテナ気象台」に、「1月1日、僕からのプレゼントがあります」と上川が書いていた、そのプレゼントがこれだった!! なんと、おりょうさんを沢口靖子さん。新聞記事によれば、上川くんは「25歳のときに原作を読んで以来、竜馬はあこがれだった。今回演じることが出来て、腹に染みいるほどうれしい。楽しんで演じたい」と語った、とのこと。

 ……に染みいるほどうれしい』という表現は聞いたことが無いので、本人に確認したところ、「いや、腹にずーんと来るほどうれしかった、っちゅうことで、……ま、そのとき、出てきちゃったんですね、この表現が。ま、勢い勢い。」だそうです。
では、龍馬ファンの機関紙「龍馬とさんぽ」のために僕が上川に書面でインタビューした一問一答をご紹介しましょう!!
上川隆也『竜がゆく』一問一答!!
(1)『大地の子』『ひまわり』、そして各種CMなどで山のように仕事が押し寄せてきていると思うのですが、劇団の舞台だけで活動していたときと、現在と、心の持ちようとしてはどんな点が違いますか?
上川◆“演じる”という事に関しては、何も変わっていません。が、今は確かに、以前より楽しんで演じることが出来ているように思います。

(2)『またおと竜馬は言った』初演で、「竜馬にあこがれる男」。『また逢おうと竜馬は言った』再演で、「あこがれられる『竜馬がゆく』の坂本龍馬」。そして、今回は「本物の『竜馬がゆく』の坂本龍馬」をやるというわけで、感慨もひとしおだと思うのですが、全国竜馬ファンに意気込みを聞かせてください。
上川◆肩に力が入るとロクな事が起こらないので……。竜馬の人生を楽しめれいいと思っています。

(3)上川くんは、『また逢おうと竜馬は言った』で土佐弁、『大地の子』で中国語、『風を継ぐ者』で多摩弁を使い分けてきましたが、「人の気持ち」を伝えようとするときに自分の言葉と違う言語を用いるなければならない場合、どんなことを気遣いますか? また、「土佐弁」に関して思うところを聞かせてください。
上川◆基本的に方言が好きなんです。好きだから、まず、正確に話すことに留意します。それさえ出来れば、方言はまず間違いなく標準語より豊かに「人の気持ち」を伝えてくれます。
 1年前の舞台(『また逢おうと竜馬は言った』再演)では、植田さん(注:植田英さん。高知公演のプロモーションで加藤が高知放送ラジオに出演しているのを聞いて、連絡してきてくれた、というのが縁で、さんざんお世話になった。)の土佐弁が、僕の竜馬を作る上で多大なるサジェスチョンを与えてくれました。

(4)1992年に『また逢おうと竜馬は言った』を初演したとき、高知に初めて行きましたよね。そして、1995年に再演するときは、ついに作品を持って高知に行きました。上川くんにとって、「高知」での思い出、と言えばなんですか?
上川◆やはり桂浜でしょうか。初めて竜馬像と会った時の気持ちは、忘れられません。

(5)坂本龍馬、という人物と自分との、似ているところと、ここは違うっ、というところを教えてください。
上川◆共通するところと言えば「男である事」ぐらいで、後は器量と言い性格と言い、ケタが違います。それだからこそやりがいがあるんですが。

(6)ところで、今年のサマーツアー『風を継ぐ者』では、竜馬の敵役とも言える土方歳三の役をやったわけですが、彼に対しての感想を聞かせてください。
上川◆竜馬と比較して言えば、ほとんど正反対の男だと思います。でも、走ろうとした方向が違っただけで、その志の強さは変わらないのではないでしょうか。

(7)今、映画も撮っているということですが、よければ詳しいことを教えてください。
上川◆サッポロビールのCMでメガホンを取ってらした市川準さんの新作出演ています。

(8)なんだか来年も大変な1年だそうですが、何をやるんですかっ?!
山家(上川のマネージャー)◆ひ・み・つ。

(9)最後になりますが、これからの上川隆也はどこにいくのでしょうっ?!
上川◆お願いします。教えてください。

どうもありがとう。

 とゆーわけで、皆さん元日は上川・竜馬で楽しんでくださいねっ!!
TBS系正月時代劇『竜馬がゆく』
1月1日 午後6時~11時10分
出:上川隆也・沢口靖子・他

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